はてなブログの社会派ブロガーちきりんさんの
ブログは、勉強になり読んでいます。
先日、久しぶりに図書館に行ったら、ちきりんさんの
「自分の時間を取り戻そう」の本を発見。
毎日、やりたいことがたくさんありますが、
家事、子育て、仕事でなかなか自分の時間を
もてないな。と思っていたので、早速、読んでみました。
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忙しすぎる人たち
この本には、「忙しすぎる」人たち4人が登場します。
できる男 「正樹」
仕事で認められ、若くして昇格しましたが、
役職が上がると、自分のことだけではなく、部下の教育、取引先とのやりとり、自分軸で仕事ができなくなり今まで上手くいってたことが、思い通りにいかなくなってきたのが悩み。
頑張る女「ケイコ」
子供のお弁当から、日常の家事すべて、親の介護、仕事をがんばっている主婦。
何事もがんばってるけど、周りには認められないで悩む。
休めない女「陽子」
上司に仕事を頼まれたら、断れないタイプ
焦る起業家「勇二」
この4人が登場します。
読者は、この登場人物のだれかに、どこかに
共通する部分があると思います。
私は、主婦ということもあり「ケイコ」と重なるところが一番多かったです。
この登場人物4人が、「生産性を高める」ことでどのようにかわっていったかのストーリー展開になっているのが、読みやすいところです。
働く時間を減らす
- 1日の労働時間を制限する
- 業務ごとの投入時間を決める
- 忙しくなる前に、休暇の予定をたてる
- 余裕時間をたくさん確保していく
- 仕事以外のことも予定に書きこむ
いろんな問題を抱え込んでますが、1つ1つを
分解して解決方法を見出していけば、少しずつ改善することがわかりました。
例えば、いつでも、質問してくる後輩がいて時間をとられてしまうなら、時間を制限してしまう。
メール確認に時間がかかるなら、どのくらい時間がかかっているか測り、時間を決めて行い、返信しないものを決めるなど、すぐにでもできそうな解決方法がありました。
このようにして、この本の登場人物は、
「生産性を高める」仕事方法を習得して、時間を取り戻していきます。
全部やる必要はない
フルタイムで働くママ友は、土日はご飯をつくらないという人がいます。いろんなことを徹底していて、それも人によっては、ありということだとこの本からも、学びました。
食事、子育て、仕事、介護すべてを完璧にすることは、できない。
実際、まわりの目を気にしてしまいそうですが、「すべてをやる必要はない」と自分に断言することが大切。
掃除や自分の不得意な家事や、仕事上の面倒なことなどは「やめる」または、「人にお願いする」など解決ヒントが書かれています。
本の登場人物の「ケイコ」は、少しずつ気づき始め家族みんなが協力して、自分も精神的にも体も元気を取り戻して、家族がハッピーになりました。
時間の家計簿をつける
仕事でも家事でも共通でできることは、時間を測ることです。
私は、自分の生活の中の家事で「生産性の低いこと」「止めるべきこと」を探してみたいと思います。
本では、1週間の行動記録を作ってみることをおすすめしていました。
平日と休日でつけるといいです。
こんな感じ ↓
睡眠・・・8時間
朝の準備~片づけ・・・30分
通勤・・・2時間半
仕事・・・7時間
ランチ・・・1時間
夕食準備~片づけ・・・1時間
掃除・・・1時間半
洗濯・・・1時間
買い物・・・2時間
など、家事なんて書き出すとまだまだあります。
仕事も、同じように何にどれだけ時間を使っているかを記録するところからはじめると目にみえて、時間意識して取り組むことができると思います。
おわりに
最近よく聞く「生産性」時間の家計簿をつくることで使途不明時間が多い
ことに気が付きました。
「これは止めたい」「大幅に減らしたい」という項目がでてくるので考えて、見直ししたいと思います。
今は、家事が終わらず7時間~8時間の睡眠時間がとれていません。睡眠が少ないと自分の中では生産性が低くなるということがわかりました。
20代、30代、40代、50代とそれぞれ年代が違っても、仕事の立場が違っても、自分の時間を持ちたいと思います。
気乗りしない人付き合いを止めるのも、生活の生産性を高めるのに効果的とのこと。
とても役に立つ、登場人物もみんなもゆとりと成功を手に入れることができる、元気のでる本でした。
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