梅シロップ作り
もう何十年も前になるが、はじめのお仕事は「梅」の会社に就職した。
研修は、梅の産地の和歌山に行って、梅園見学、梅を実際に手でむしり収穫、サイズ別に分かれていく梅の選別工程をみたり、地元のおばちゃんたちと梅干しの箱詰めたり、同期と先輩との研修という名の体験は楽しかった思い出。
もちろん、新入社員なのでマナー・電話・接客対応、会社の経営方針なども研修した。
先輩や上司から教えてもらうことは、知らないことが多くて今、思うとありがたい。
梅は、日本人の健康食品、きらいな人も多いけど、そんな人たちに良さを伝え健康を意識してもらいたいと仕事に取り組んだ。
全社員、健康意識はとても高かった。
と、その後、いろんな会社に勤めて認識した。
新入社員の仕事の1日
徹底的な掃除から仕事の開始!食品の会社をいうこともあってとにかくきれい。掃除は自分たちで行う。
「直角、平行、、垂直に物は並べる。」これだけで見た目スッキリ
この掃除経験と埋め込まれた精神が今、この主婦の私に役だっているかも?
何でも楽しむ精神で楽しむ仕事内容
6月1日は「梅の日」
5月~梅の仕事準備などで忙しくなる。
同時進行で、会社の庭の梅の収穫、しその買い出しと梅仕事。
晴れた日には、梅の天日干し。
同僚と進んでやります新入社員。
梅をひっくりかえす作業、一人時間になれる夢中になる単純作業。
梅仕事で問題が起きたときの電話相談、健康相談。
自分たちで梅仕事をやることで、研究と体の健康維持。
ちょっとかわった会社の基本方針
病欠は恥という仕事の環境の雰囲気。
朝は早いが、残業はほとんどしない雰囲気。
インフルエンザで休む人は聞いたことがなかったし、風邪もひいてられない、健康維持も仕事のうち。
人間の体は食べ物がかたちをかえたもの
疲れたとき、太ったときに思い出すことば。
家族に食事を作ることになって、何を食べるのか?が大切だと実感する。
2月の梅が咲く頃、いつもは事務仕事だが、梅林で梅の良さと宣伝販売に新入社員は狩り出される、期間限定のお仕事でたまに違う仕事も楽しいものだ。
今でも、梅の咲く時期になると新入社員時代を思い出す。
6月になり青梅になる頃、いよいよ仕事が忙しくなる。スーパーの青梅チェックをしてしまうちょっぴり職業病。
土用の頃になり暑くなってくると、梅酒飲んで夏バテ防止。
梅で季節を感じた仕事だった。
今では、子供と一緒に6月になると「梅仕事」がはじまる。
子供の大好きな「梅シロップ」、自分用に夏バテ防止の「梅酒」「梅干」作り。子供たち、何年もやってると、竹串で梅のへたをとる手つきも慣れたものだ。
しごとの思い出と子供との梅仕事の思い出は、私にとっては
楽しい思い出になっている。
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