キラリ ライフブログ

小中学生の子育て、楽しい学びの毎日を過ごす雑記ブログ

書評 ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルーを親子で読書

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 中学の子供は朝読書という時間があります。
教室に先生が選んだ本、そして私も読みたっかた本、
「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」
を子供が借りてきてくれました。

主人公が、子供と同じ中学生
日本人が異国でどのように暮らしているのか
国際結婚
移民の多い環境
イギリスの教育
イギリスの学校生活と生徒たち


主人公「ぼく」の小学生から中学生の学校生活が、どのような環境で、彼がどのように感じて生活しているのかとても興味があり、この本を
読みました。

 

主人公の「ぼく」の両親は、日本人の母、アイルランドの父
イギリスのブライトンという街に20年以上住んでいます。

小学校は、優秀なカトリック系に行っていました。
学校の入学にも宗教が関連しているのです。

中学校は、学校選択というシステムでそのままカトリック系の学校には進まず、地元の「元底辺中学校」に通うことになります。

「元底辺中学校」は、白人の労働系の人たちが通っており、移民の子供たちも多い個性が強い学校です。

あらゆる世界の子供たちと、思春期の息子と友達の間には、毎日が事件の連続。
人種差別、貧富の差、自分のアイデンテイティ
でギズギズしたり悩んだり。。。
そんな日常生活、学校生活を、日本人のロック好きなかあちゃんに相談し、ともに考え悩み乗り越えていくエッセイです。

 

新学期の「ミュージカルのオーディション」から始まります。課題テーマは、あの有名な「アラジン」
まるで「glee/グリー」みたい。


自分たちの生活をリアルにネタにしたバッドなラップのクリスマス会。

私立VS公立校の水泳大会では、
あちら側とこちら側で応援席が分けられていて、水着や家庭教育状況がわかってしまう水泳大会。

移民の人たちの労働条件がとても大変なこと。
家庭状況が悪くて服も買うことができない。
そんな子供たちのために服のリサイクルボランティアをする保護者や先生たち

教師たちは、勉強を教えることよりも、生きるための基本の「衣食住」を助けるとことからなのです。
自分たちの給料から、食べ物を買ってあげたりしていたり普通にお腹を空かせている子、服も買えない子、そんな子供たちがイギリスにたくさんいることに驚きました。

親たちに植えつけられた「偏見」
肌の色や国籍などでの「差別」
思ったことを言葉にして、子供たちの中で次々と問題が起こります。

大人とは違った柔軟な考えもち、どんな問題も乗り越えていく主人公の「ぼく」がとても立派でした。

中学生の男の子は、思春期真っ只中、そんな「ぼく」をいつでも見守ってくれるかあちゃんとの親子関係もこの本の見どころの一つです。

異文化のこと、今のイギリスの教育環境、移民の人たちのこと、いろんなことが勉強になる本でした。
親子でぜひ読んでほしい1冊だと思います。