週末は、東京、上野公園の「国立西洋美術館」に
行ってきました。
今回美術鑑賞の目的は
中学生の娘の夏休み課題
本物を見たかったゴッホのひまわり
息子のアート思考教育
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
世界初開催、すべて日本初公開!!
ロンドンの中心部にある、ロンドン・ナショナルギャラリー。
西洋絵画中心に質の高いコレクション、今までまとまった作品の貸し出すのはとても慎重で、200年の歴史の中で一度もありませんでした。
その中で61点が日本、この東京で見ることができました。
館長の話によると、ロンドン・ナショナルギャラリーは、まもなく設立200年。
外国で展覧会を開いたことはなく、作品はそれぞれのストーリーを語っているので、動かすという考えがなかったのですが、2020年東京オリンピックの開催予定だった東京で、国際豊かな年になろうということで決断したそうです。
オリンピックはなくなりましたが、今回は、開催期間が延長されたので、見る機会ができてよかったです。
次は、大阪へ・・・
ロダン「考える人」
ル・コルビュジェ設計の本館
ロダン「地獄の門」
料金など
日時指定制なので、事前に購入していました。
大人1700円、小・中学生の子供たちは無料です。
事前に購入しているチケットを持った大人と
一緒なら、同じ時間に入ることができます。
16時受付、16時半~入場ということでしたが、
入場まで距離を保ちながら並び、スムーズに
入ることができました。
1時間くらいの鑑賞のお願いが記載されていましたが1時間では時間が足りません。
そのくらい見どころがたくさんあります。
荷物を入れるロッカーは無料
ホームページには、「イヤホンガイド貸出しなし」と書かれていましたが、イヤホン貸出しありました。
ナビゲーターは俳優の古川雄大さんです。
BGMも入っていました。
見どころ
展覧は、絵画61点が7章に分けられています。
イタリアルネサンス絵画の収集からはじまります。
宗教色が多いもの、イギリスの貴族の肖像画、
イタリアの有名な風景、スペイン絵画、
風景画、フランス近代美術をいう流れになります。
始めは、キリスト教などの宗教色がありますが、ガイドでは絵の見どころ、絵画の中の人物の関係性や状況などを説明してくれます。
貴族の肖像画も細かな服装や自信のある顔の
表情など、イヤホンガイドを通して鑑賞を楽しむ感じでした。
近代に近づくにつれ「印象派」の人たちの作品
になります。
クロード・モネ
日本人にも人気、19世紀にパリで活躍した
印象派といえば「クロード・モネ」
日本風の太鼓橋がかけられている庭をえがいた
「睡蓮の池」を見ることができました。
モネが宝物のように作り上げた自宅のお庭に
太鼓橋。日本とのつながりを感じられ、外の光
と明るさがとてもいい作品でした。
【ゴッホ①】〜絵画の革命「印象派」の歴史と不遇の天才画家ゴッホ〜
「印象派」とクロード・モネのことを事前に知っているとより楽しく鑑賞できます。
中田あっちゃんのYouTube大学で予習していきました。
ゴッホのひまわり
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展の一番の目玉はフィンセント・ファン・ゴッホの「ひまわり」です。
7点のうち6点が現存しており、4作目の「ひまわり」を鑑賞しました。
南フランスの太陽、ユートピアの象徴の明るさがとてもよかったです。
重ね塗りによって、実物は立体感のあるひまわりが12本。何度もじっくり見たくなる油彩の絵画でした。
さいごに
娘の中学の夏休み課題の「画家について」は
モネかゴッホか迷っていましたが、モネの「睡蓮の池」が気に入ったこと、作品までのストーリーがあることが興味を持ったみたいです。教科書にも同じ作品が載っていますが、実物を見て感じたものがあったみたいで見に行ってよかったです。
小5息子は、イヤホンガイドを持って絵画の前でじっくりと退屈することなく鑑賞していました。
イヤホンガイドのストーリーがわかりやすかったみたいです。
小中学生、楽しく鑑賞するガイドをもらったので、それもよかったみたいです。
そして、子供の課題から興味と好奇心が向上したキラリは、フランスとイタリアに行ってみたくなりました。
歴史や宗教がわかると絵画鑑賞がさらに楽しい。
美術鑑賞後、原田マハさんの本が読みたくなり、さっそくネットで本を購してしまいました。