先月１２歳になった息子。
身長が気になっていて、
声が徐々に低くなってきていて、
部屋に一人でいることが多くなって、
時々、えらそうで、
何を考えているのかわからない・・
学校に行く前
「ハンカチ持った？」
「かさ持った？」
と言うと、とってもうっとおしそうな
顔をされて、ひそかに傷ついています。
前日にけんかをしても、機嫌悪くても、
朝こんなふうに落ち込んでも
朝は、 気持ちよく送りだすことを
自分の中で心がけていても、やはり
ちょっとガクンとなってしまう・・
１２歳は、小学生から中学生になる
時期。
子供自身も体の成長、友達との交流
中学生になるという環境と心の変化。
自分で考えて、行動してほしいと
思いながらもついつい男の子だと
手をさしのべたくなったり、やって
あげたくなってします。
それではだめだ。と思っていると、
ちょうど「１２歳までに」という
本があったので参考にしてみたいと
読んでみました。
一部を紹介します。
「子供からから奪ってはいけないもの」
１位 選択ミスをさせる
「人生は、決断の連続」
大人になった今でも、選択に迷い
決断に反省や後悔しています。
選択ミスもたくさんしましたが、
その経験の積み重ねがあって
「即断」できることもあります。
子供のうちに、決断や失敗をたくさん
経験させることが大切なこと
例えば、
今からでも、できそうなことは
レストランに行って、子供が料理を
選ぶまで待つということ
ついつい、
「早く」「これでいい？」
とやってしまっている行動
「間違っていても決定権は子供に
決めさせる」
ことが大切ということ
小さいことでも、そういったことを
やらせておかないと、
「進路などの大切なときに選択が
できなくなる」
と書かれていました。
高校生の子供のことを思い出しました。
慎重な性格もあるのですが、
いろんなことに決断が遅いのです。
そして、その迷っている時間が
待てず、子供の「決断」を先回り
していたような気がしました。
大切な高校受験のときに、「選択」と
「決断」できていたのか？
親の価値観を押しつけていたのでは
ないだろうか？
２位 おこづかいを使い切る
我が家は、おこづかい制にしています。
息子は700円
おこづかいからも、学ぶことがあります。
- 額が知れているうちに経済観念
をつける - 将来お金持ちにするならおこづかい制
にして、使い方を子供にまかせる - 追加で渡さない
と書かれていました。
我慢する経験と手に入れる経験をさせる
ということです。
欲望に負けて、使い切ることもあるかも
しれません。
使い切ってしまう経験も必要
お金の使い方がみにつきます。
３位 忘れものをする
先まわりして、
「かさ持った？」「ハンカチ持った？」
と言ってしまうのは、
忘れ物ををして、ずぶ濡れで帰って
きてほしくないし、火事の時に
ハンカチなかった・・
という状況になってほしくないからとう
親の勝手な考え・・
忘れもののアドバイスもありました。
- 忘れものを見ても、見ないふりを
する - 親が先回りをしない
- 忘れものの不利益を実体験として
積み重さねる
忘れものばかりすることになり、負の
スパイラルになり、その経験は必要な
ことということ
自立して立派になってほしいなら、
助けてあげたい、手を差しのべたく
なる気持ちを少しおさえて見守ろう
と思いました。
おわりに
高校生になった娘の子育てで
今、とても悩みが多いです。
高校受験のときに、主人に言われたのは
「過保護、過干渉すぎないか？」
と言われたこと
そうかも？とは気づいていたけれど
自分は、たくさんの失敗や選択ミスを
してきていたことや、自立して立派に
なってほしいという思いや、親の価値観
を押し付けしていたのかもしれません。
小さな失敗から学ばさせることは
大切なことだとわかりました。
「人生は、決断の連続」
自分で決めたことなら、極端に
落ち込むこともなく、また次へ
つながるはずと信じて・・
我が子を他人の子をして
みると「このようなことをするのか？」
と少し距離をおいて見守れる
というアドバイスもありました。
とても参考になる本でした。
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