機器メーカーで人口知能ロボット
の開発をしている拓也は、将来
会社から期待されている。
でも、そんな彼の幼少時代の
過去がとてもかわいそう。
母親と再婚した男からの暴力
に耐えながらの生活
母親のかわりに面倒を見に来て
くれた、母の妹にも手をだす
最悪な父だった。
とにかくこんな最悪な父から
離れるだめには、勉強を頑張り
大学に入り、そして大手企業に
入るまで「青春」という学生時代
を全く知らずに過ごしている。
ようやく、手に入れた自分の生活。
大手企業に入ると、今までの努力、
そして期待される人材にまでに
なる。
会社に入ると、
「もっとのし上がってやる」
という気持ちになっていくところが
この小説のおもしろいところ
です。
オーナーの末娘の星子の養子候補
になるためにどうするか？
役員の秘書に近づいたり、情報を得る
ために、会社に詳しい女性社員の
康子の近づき、恋人になる
康子は、拓也以外にも関係を持った
男がいることがわかり、妊娠をしていて
るということ
だれの子なのかはわからない。
康子と関係がある３人の男とは
星子の腹違いの兄の直樹、直樹は会社の
室長、優秀でライバルでもある
同僚の橋本と組み康子を殺す計画をする
共同で康子殺人を計画、その計画とは
大阪→名古屋→東京を結ぶ
「完全犯罪殺人リレー」
完璧な計画と準備
それぞれの役割とアリバイを
用意して実行をしたはずが・・
死体を次の人に受け渡すとき
やけに重い・・
受け渡された死体とは・・
どうしてこの人が殺されたのか？
どこで殺された？
だれに殺されたのか？
完璧な準備と計画だと
思ったが、だれが他に知って
いたのか？
この瞬間が、びっくりした！！
そこから、この殺人リレーの
真相を解いていく
３人の共同殺人、１人目が殺され
次に２人目が別の方法で殺された。
同僚の橋本が殺されたことで、
オーナーの末娘の星子との距離
が近づいた拓也
星子とデートを重ねるたびに
この会社のオーナーのこと、
会社組織で起こしたであろう問題
会社の人間関係、星子と直樹との
関係性が見えてくる。
現実にもありそうな会社と人間関係
の中で起こった長編推理
今回の小説は、大手企業の社員や
オーナー家族など登場人物が多かった。
それぞれの立ち位置がこの事件に
からんでいるのが見逃せない
東野圭吾 傑作ベストセラー
以前フジテレビで３週連続ドラマ化
主演は、藤原竜也
小説を読むとき、藤原竜也をイメージ
しながら読みました。
東野圭吾が仕掛ける最上級のミステリー
以前、テレビドラマ化
主演は、常盤貴子
その日、私の知らない殺人が起きた。
以前、テレビドラマ化
主演は、永作博美
あの日、恋人はなぜ、殺されたのか。
読書のおやつ
東京駅のお店「東京バナナ」の
ディズニーイラスト
キャラメルバナナ味
かわいくてキュンとする
東京土産です。
