亡くなった後に遺族がやること　臨終に際して

体がどんどん冷たくなっていく父
もう少し病室にいたかったところ
だけれど、看護師さんがやってきた。

「お迎えは来ますか？」
「？？？」
頭の中を切り替えるのに時差があった。
そっか！葬儀屋さんのことか！
急すぎて、まさか亡くなるとは思って
いないので何も決めていない
どうする？どうする？
父が亡くなった日は、とても忙しい
１日だった。

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葬儀社に連絡
病室の片づけ
臨終の連絡をする
死亡診断書を受け取る
葬儀屋さんが病院に到着
退院手続き

葬儀社に連絡

「お迎えがきますか？」
と言われた私と母は、その場で葬儀屋を
決めることになった。

「そういえば、いつも行くスーパーの近くに
葬儀屋ができてた。」
というので、そこに決めた。
「１時間ほどでお迎えに行きます」

病室の片づけ

葬儀屋さんのお迎えが来るまでの間
病室の片づけをした。
手際よくすすめていく看護師さん
「これは捨てますか？」
「この私物はどうしますか？」
父の服は、その場で捨てるか？聞かれた
が退院する予定にしていたので、服や
パジャマなど一式を置いていた。
捨てる気になれず持ち帰ることにした。
５分くらいであっという間に片付けは
終了した。

臨終の連絡をする

待っている間に父と母のきょうだい
にだけ連絡をした。

「葬式は家族だけでいい」と父は
言っていたらしい。
突然の予期せぬ悲しい出来事にみんな
びっくりしていた。

死亡診断書を受け取る

病室の片づけが終わり、待合室で
「死亡診断書」を受け取った。
この書類は
・葬儀屋さんに提出すること
・提出する前にいろんな手続きで必要
になるからコピーを１０部くらいとって
置くこと
と言われた。
コピーすることを言われてよかった。
もしコピーしなかったら、また病院に取りに
くることになっただろうし、書類代３０００円が
追加で支払いが必要。
ちなみにこの死亡届の金額は病院によって
違うようです。

葬儀屋さんが病院に到着

葬儀屋さんが駐車場に到着したら
看護師さんに連絡することに
なっていた。

病室に一緒に行ってから、地下に停めて
いる車まで一緒に付き添った。

私は重大なミスをしてしまった
ことにここで気づいた。
看護師さんに
「葬儀屋さんに連絡した
ときに遺体を自宅か斎場か？
を相談して下さい。」
と言われていたのだ。

電話をしたときにこちらから言わないと
いけなかったらしい。
葬儀屋さんがお迎えにきたときは
もう遅かったのだ。
葬儀屋さんに言われたのは
「電話の時に言ってもらわないと用意するもの
と持ってくるもの違うので」
と言われた。

母に「今日は、お父さんを家に連れて帰ったら
隣で寝るから」
と言われていたのに、かなり心残りで
自分がちゃんとできなったことに
落ち込んだ。
その日は、葬儀屋さんの安置室に行くことに
なった。