4月から高校生になる娘に「この本おもしろいよ」
と珍しく言ってきたので、読んでみました。
高校生に
- 参考書は、必要?
- 参考書、何を買ったらいいの?
- どうやって使いこなすの?
- 自分にあった参考書は何?
そんな疑問や効率の良い勉強法が、ストーリー
になっていて楽しくわかる本でした。
本のストーリー「参考書主義になれ!」
勉強に不安な主人公、田中は神保町の本屋
を訪れます。
その本屋は、参考書しか売っていない不思議な
本屋。店主から、ダメだしばかり、今のやり方では
伸びないと言われたのがきっかけで、
GWから約2週間、本屋に通いはじめます。
店の中から、学生から出てきて、各教科の
オススメ参考書や勉強方法、自分の経験を
高校生の田中にアドバイスをしてくれます。
母子家庭の田中のお母さんとの
かかわりもこの本のポイントです。
仲の良い母と息子
しかし、お母さんが・・・
この状況になって主人公は、前進して
成長していくのです。
本屋から出てくる学生のキャラクター、
日常的なストーリー展開が読みやすく
おもしろいです。
おすすめ参考書
5教科レベル別に紹介されています。
下地をつくる→知識をつける→応用力を
つける
高校入学前までにオススメ
- 数学
早く対策する必要のある教科
最初に対策が必要な計算から
基礎を固める計算力をつける
計算は単純作業の自動化
▽エクセル数学シリーズ
入学前の課題は数学Ⅰ 数学A
- 英語
一番時間のかける教科
間違った勉強法だと時間の浪費
▽親世代も使っていたのでは?
電車の通学移動にも便利なコンパクト
サイズ
英語は、単語力が必要ですね
▽一気に難しくなる「英文法」
とにかく1冊マスターしよう!
この本と作者について
作者は、大学進学塾のない島で育った人です。
まわりの友達が有名大学に合格したときの
会話で「あの参考書がよかった」
「この問題集で勉強していた」と言って
いたそうです。
「独学でできる自分になろう」という
メッセージがこめられた本でもあるのです。
目的がはっきりして、要領よくこなせる
人はできると思いますが、それが難しい人
もいるはず、「参考書の選び方と使い方」
を知っていれば、少しはヒントになるかも
しれません。
作者の大学受験の経験は「勉強の鉄則」で
まとめられ、予備校指導の経験は、
「塾の活用法」としてアドバイス
この本に携わった編集者たちの話も
まとめられたこの本は、
4月から入学する
高校1年生が「知っておきたい基本的な知識」
がたくさん載っている本です。
▽中学生向けもあります。
中学入学前に知りたかったです。
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おわりに
一番大事なのは「やればできる」という学習
この本は、何度も読み直すことができる本です。
正しい勉強法を身につけて結果がついてくると
うれしいはず・・
「勉強は難しくて当たり前」
そういう考えを持ちながらも、「独学」を
身につけてほしいです。
新1年生、勉強と高校生活を応援します。
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