仕事から帰ってくると、「掃除」「洗濯」
をたまにしてくれるうちの人。
「ありがたい」と思わなけれならないけれど、
何かが違う・・
感謝をしつつ、けんかにならないように、
更に、家事向上をしてもらうのが、
私の課題。
そんな上手くいかないことを解決になれば
と思って読んでみた「男の家事」
主婦目線からしても、ためになり、
男の人の基準値がわかり、この作者の
観察力と奥さんとのやりとりが
おもしろい本でした。
洗濯
作者は、洗濯ボタン１つで「洗濯」と
思っていたらしい・・
主婦は、前日から天気、今日にするか？
明日にするかか？
ポケットの中身確認、所要時間、
洗いわけ、ネットにいれるか、水の量、
時には洗濯マーク確認、ハンガーの数と
洗濯の量、干す場所を瞬時に考えているの
です。
主婦の処理能力、そう考えるとすばらしい。
作者は、妻からのいろんな指摘、
妻の心に秘めた感情から
家事を学んでいきます。
家事シェアノート
夫婦で家事を分担するとき、お互い
得意、不得意、好き、嫌いがあります。
作者は、それを分析して、どうしたら
うまく分担ができるのかを考え
だしたのが家事ノート
見えない家事を見える化にてして
負担や時間、夫婦の予定や
時間軸にしたスケジュールを
書くことができるもの
すべての家事を書き出すことで、
お互いを理解してシェアできる
ノートです。
家事を仕組化
作者は、洗濯を通して家事の流れ
が理解できていないことに気づき
ます。
最初の１歩に、妻の行動から観察
することから始めます。
妻がやっていること、怒られたこと
言われたことを細かく分析して
リスト化して家事を見える化
しました。
さすが男だなと思ったところは、
家事というのを会社のように仕組に
変えていきます。
会社でいうと
上司の仕事を盗んで覚え実践
マニュアルやルールを作成
反省、気付きを議事録
報告
という流れ
家事に置きかえて
妻を観察をして見て覚え実践、
リスト化と家庭のルール作成
反省やまとめ、妻と話し合い
の時間を作ってコミュニケーション
という流れ
家事を仕組化していくことで、
作者の家事力が成長していくところが
この本のおもしろいところでした。
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おわりに
「男の家事」という本ですが、主婦でも
学べることがたくさんある本でした。
本の最後にある家事「チェックリスト」
は、こんなにも細かい家事があるのか
と思える家事量です。
毎日、当たり前の流れでこなして
いる家事ですが、お互い得意、不得意
なもので振り分けするのはいい考え
価値観や家事の基準が違うと
いうことを理解しておけば、
いらいらすることもなさそうです。
いつ、どこを、だれがやるかという
ルール化にするアイデアは
参考になる本でした。
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