All aboutの「シンプルライフ」ガイドを
している金子由紀子さんの本
お部屋も心もすっきりする
「持たない暮らし」を読みました。
東京とヨーロッパの家の物をカウント
したデータでは、ヨーロッパは
630~640品目
東京800品近くというデータがありました。
日本は、和洋の生活様式と四季がハッキリ
しているので、季節のモノが必要である
というのが、一つの原因にもなって
います。
習慣の力を利用する
習慣というのはおもしろいもので、
まったくやったことがなかったものでも、
ある程度の期間、義務的にやることで
習慣として定着することは
可能なのです。
その期間は、1~2週間
食生活、学習習慣、いつもの行動、
自分の行動メニューを作れば
身につけられるかもしれません。
この習慣の力を利用して
片付け、ものを減らす工夫とする
2週間単位で実行したプロジェクト
も紹介されています。
もたない暮らし 7つの習慣
日頃の習慣を振り返り、7つの習慣から
できることをやればできそうです。
- もらわない
道で配っているうちわや無料のもの
おまけなど - 買わない
コンビニで飲み物、バーゲンで安くなって
いた洋服、収納グッズなど - ストックしない
消耗品のセール、安いからと多めに買って
しまってお家にたくさんのストック - 捨てる
なかなか捨てるのが大変なもの
本、CD、DVD
思い出のもの、写真、趣味のもの
家具、家電、紙類 - 代用する
便利グッズを買う前に何かで代用を
考えてみる - 借りる
めったに使わないものは、家族や友達
から借りる - なしで済ます
自分のルールを決めて習慣にしてみる
要、不要は初期に、後ろめたさも一緒に
計画表を作る
7つの習慣の中で「捨てる」という行動
をするために計画表を作ることが書かれて
いました。
処分法の計画表です。
「いつ」
「どこに」
「どのように」
をハッキリさせると、行動に移しやすく
やるべきことがわかりやすくなるという
ことです。
自分で処分する期間や予定を決めると
いいかもしれません。
▽はてなブログの読者登録はこちらから
おわりに
この本では、みんなが一番実行しにくい
「捨てる」という習慣をさらに詳しく
具体的に書かれています。
その一つに、お片付け実践編では
アイテム別に処分方法と増やさないコツが
書かれていて、とても役に立つ情報でした。
持たないくらしを楽しんでいる人の
体験談では「せかせかしなくなった」
「時間を手に入れた」そうです。
そんな体験談も読むと、片付けしたく
なる本です。
▽ランキング参加中です