キラリ ライフブログ

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知っておきたい中学校受験「二月の勝者」を読んだ感想。小学生の子育てを考える。


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中学受験まであと1か月を切った
タイミングで、コミックレンタルで
1巻~9巻まで家族で読みました。

小5の息子は興味を示さず
中3高校受験の娘は、今までにない集中
で読破。
読み終えた感想が
「勉強のことに関しては、あなたに任して
いるからね」って言ってね。

カリスマ講師黒木のセリフです。
子供が「やらされている」と思っている
間は成績は伸びない。
親世代が肝に銘じたいところを
言われてしまいました。

主人は、あまり興味なさそうでしたが、
冬休みの課題本として読んでもらいました。

どんな感想を言うのか?
聞きたかったので・・


子供が、高校受験生なので、重なる部分
もあります。

漫画の登場人物の受験生は、小学生です。
勉強だけではなく、保護者がメンタル面を
支えてあげないといけないところ、
友達、家族関係で成績が左右される
親の意見が強すぎてしまうところ

子供にとって本当に受験はいいのでしょうか?
と考えさせられる漫画でした。

 

子育てしている方に、オススメしたい
本でした。

 

 

2月の勝者のあらすじ

 

中学受験生にとっての新学期である2月。
中堅受験塾「桜花ゼミナール」の吉祥寺校に、
新たな校長として、黒木蔵人が就任します。
彼は受験塾のトップである「フェニックス」
を辞めて、「桜花」にやって来た
超有能な受験のプロ
第一志望校への全員合格を目指して、
黒木と新6年生たちの挑戦が始まります。

本作は、2月から始まり、翌年の2月の本番へ
と向かう受験塾の内幕を、
新人講師・佐倉麻衣の視点
から描いていきます。 

 

 

 

レンタルにはまだ10巻がなかった・・
 


 

勉強よりも大切な100の言葉
大人になって思うことは、勉強よりもいろんな
経験。
この本でも、子供に伝える言葉が何かあるはず

 

  

二月の勝者を読んで 

2020年のセンター試験廃止
2021年からの大学入学共通テスト導入
首都圏私立合格者最大幅削減

など、高校受験の説明会でも聞き
教育環境が激変しているということ
はとても感じていました。

 

この漫画を読んで、
子供が遊ぶ時間を削り、
やりたいことを我慢して
長時間の塾通いをして頑張ってる
小学生がいることに、
「うちの子は大丈夫なのか」と
焦りを感じてしまいました。

小学6年生の奮闘
お母さんの顔色を見て勉強する子供
親の条件付きの愛情
親の葛藤
子供の学校名で世間を気にする
名門を卒業した旦那の親からの強い圧力

といろんな家族関係や環境が
あることがわかりました。
そして、だれもがどれかに
あてはまっているのではないのかと?

 

受験塾の儲けの裏側も
「やっぱりな」と経験上思ってしまったり
でも、お金をかけないと、有効的
な手段が手に入れることができないと
考えたり、その判断が難しいです。


「目的地(志望校)までを鈍行列車で
行くのか?特急列車に乗っていくのか?」


お金をかけた方が圧倒的に有利
とは、わかります。

でも、1年で約130万円もの授業料
を払えますか?
親の経済力が必要なのです。

 

長期講習の面接前の、塾の情報収集と
生徒獲得のノルマと話術は、経験から
して「なるほど」と思えるところが多かった
です。


この漫画の受験のプロに
オススメされる受験校は、生徒の
ことをよく見ていて、親の要望も
しっかりかなえていて、こんな
先生に出会いたい。
と思ってしまいました。

 

「情報にも塾にお金を払って
買うものです」


塾の月謝は、情報量込みと
思いたい。


「思っていたより大人の作戦が必要
親の責任重大」

どの受験日に、どの学校を受験するのか?
どの順番で受けるのか?
子供のメンタル、体調を考慮して
スケジュールを組み込む。
これこそが、塾と親がタックルを組み
作戦だと思いました。

 


この漫画の見どころはたくさん
ありますが、
カリスマ講師だった黒木が過去の
ことを話すところでした。

塾講師は、家庭に踏み込まない
のがルール。


冷たい人間だと思っていた
黒木の人間らしさを感じたところ
でした。


そのルールを破り、生徒を助け、
親の希望の志望校に合格させた。
その生徒の高校入学後が、
目が離せません。

「受験は親のものではない
自分自身のもの」

親も子供もこれを忘れては
いけないなと、来月の受験を
重ねて改めて考えました。

  


マンガとドラマで楽しさ2倍です。

www.ntv.co.jp

 

 

 

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おわりに

現代の子供は、本当に大変だな
と思います。
子育て世代の親たちもかわりつつ
ある教育に対応していくのも大変。

ですが、この漫画の子供たちは、
喜怒哀楽があり、のびのびとしていて
自分と向きあいっています。

感情を出さない、黒木と思っていましたが
一人一人をよく見ている塾講師の存在
はとても大きいと思いました。
現実的で、どんな子供に育ってほしいか?
を考えさせられる漫画でした。

 

 

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